自分は「ふんわり名人」というお菓子が好きだ。
マジでうまい。米菓だが、ふんわりした食感で、口の中でホロリと溶けていく感じ。中途半端な和菓子よりも、ずっと美味しいのではないかと思っている。職場であまりお菓子を配らない自分だが、このお菓子はたまに見つけると、買って配ってしまう。人に勧めたくなる美味しさである。
さて、昨今はマーケティングにおいて口コミが重要だという。ということで、自分もいち消費者として、ふんわり名人をよいしょする記事を書きたいと思う。
このお菓子、既にご存知の人も多いのではないかと思う。Wikipediaを見ると、2005年あたりに販売を始め、2006~2008年あたりにはヒット商品となっている。だが、それ以降はどうだったのだろうか。一時的なブームとなってしまったのではないだろうか。自分はそれが心配である。口コミや、ブームによるヒットの怖さはここにある。口コミが話題になってそれが終わった後は、売り上げが終わってしまう事である。だからこそ、自分はあえて今、書きたい。2008年から10年たった、2018年に。
というのも、最近「ふんわり名人」の黒みつきなこ味を食べたのである。相変わらずうまい。黒みつの香りも加わり、ますます美味しくなっていた。美味しいお菓子を食べると、人はやさしくなれる。
ふんわり名人の強み
ふんわり名人を食べて、そこそこ年をとった今、考える。これはいったい何がすぐれているのか?10年経ってもおいしく食べれる「ふんわり名人」、本当にすごいのではないか?だからこそ今、ふんわり名人の強みを考えたい。
1 希少性が高い
「ふんわり名人」は、あまり店で見かけない。コンビニでみかけることも少ない。スーパーで売っているのをたまに見かけるくらいである。だが、それも常備されているわけではない。だからこそ、見つけた時には「買わなければ!」と考えて買ってしまうのである。ポリッピーはいつでも置いてある安心感があったが、「ふんわり名人」はレア感が特筆すべき点である。
2 カロリーが低い
ふんわり名人は、ふんわりしていて空気感がすごい。というかほぼ空気である。よって、カロリーはゼロといっても過言ではない。
…というのはサンドウィッチマンのギャグのようであるが、実際は1個包装71kcalほど。希少性が高いので毎回1袋しか食べないので、食べ過ぎないのも良い。
3 競合がいない
これだけうまいお菓子なのに、ジェネリック商品、すなわち類似商品が市場にないのである。「ふんわり名人」のようなお菓子を食べたいならば、ただただ市場に出回るのを待つしかない。PBにも存在しない。本当にレア感がすごいのだ。だからこそ、少々高めの値段設定をしても売れている。個性を出すことで、価格競争に巻き込まれないという戦略を見せつけられているようである。
4 うますぎる
ポリッピーの記事でも書いた気がするが、とにかく美味い。見かけたら必ず購入し、オフィスの机の中にも常備している。お茶にも、コーヒーにも合う。同僚にプレゼントしても喜ばれる。とにかく、うまいのだ。お菓子については、うまいことが何よりの強みなのである。ハッキリ言って、包装を高級にしたら、中身は同じでもデパ地下で売れると思う。お中元にも、贈答品にも耐えうる味だと思っている。
まとめ
「ふんわり名人」をひたすらよいしょして終わりたい。まだ食べたことが無い人は、コンビニなんかで見かけたら一度買って食べてみて欲しい。高いといったものの、1袋100円で売っているものもある。お勧めはやはり「きなこ餅」だろうか。そこが原点であり、まずはそこから攻めてみてもらいたい。「うんめぇぇ・・・!」となるであろう。