中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo(スィ,エッコロ)」 : 解答の見栄えが点数に影響する理由
今日の鷺山さんのブログによると、二次試験は、「問われたことに問われたように書き、論点も具体性も同じでも、点数に差がでることがある」という(10点近く)。
これはなぜか?
1つは、再現答案が適確にできていない事が考えられる。実際、私も当日に再現答案を作っても、8~9割の精度だったと思う。要素をメモして書いているので、どうしても解答どおりの答案は再現できない。
再現性を無視した場合、他に考えられることは、「伝わりやすさ」だろうか。どんなにキーワードや論点、具体性を入れても、採点者が認識するのに苦労するのであれば、点数とならない。書き手が意図したことが、採点者に伝わらず、加点されないわけだ。
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しかし「解答の見栄えも、採点対象」とするならば、ますます採点基準が見えなくなり、対策が難しい。キーワードで採点されるという考えも、100%信じるわけにはいかなくなる。
キーワードだけではなく、「読みやすさ」「一貫性」「論理性」とかの加点項目もあるのだろうか?
その場合、できることと言えば、最後の10分は解答の見直しに使う事だろうか。実際に設問を見て、解答を読み、文章として分かりやすいように書き直すこと。
とはいえ、できても微修正なので、やはり解答の骨子をきちんと作って、解答を書き始めることが重要か。難しいなあ。