中小企業診断士の試験勉強を通じて変わった意識
診断士試験の勉強して良かったことがある(知識のインプット以外で)。
1つは、自分の忘れやすさが分かった。学生の頃に比べて、格段に長期記憶力は下がっている。普段の業務でも、資料や報告書を1回読んだだけでは覚えられていない事が再認識できた。
もう1つは、忘れないために、毎日繰り返すことが必要と痛感した。長期記憶力は下がっていても、単記記憶力はそれほど下がってはいない。財務・会計は毎日やれというのも分かる。毎日やることで、忘れる度合いが減るのだろう。
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この2つは、日々の業務でも活きている。最近は日常業務でも、重要な事項については、毎日インプットするようにしている。忘れることを防ぐためだ。試験の結果はまだ分からないが、こうやって日々の行動や意識が変わったことを考えると、勉強に費やした時間は無駄ではなかったかな、と思う。
同じように、診断士試験で学んだことも、勉強をやめるとすぐ忘れてしまうのだろう。企業経営や運営管理は毎日勉強を続けるようにするかな。経済や経営法務は忘れてしまっていい気もするけれど。