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中小企業診断士の対策として簿記を受けるならどのレベルが良いのか

 

 

もう1年、試験勉強をするならば。

 

弱気ではあるが、たまにそんなことを考える。もう1年与えられるならば、自分は何の勉強をするべきだろうか。事例1~3については分からないが、事例4に対しては、簿記1級を勉強するであろう。

 

では、簿記のどのレベルを勉強するのが良いのか。結論からいうと、二次試験までの勉強時間が1年あるならば簿記1級、2か月しかないならイケカコ、一次試験を受ける必要があるなら簿記2級である。

 

 

簿記1級の知識は、サプライズ問題に対して強い(気がする)。2017年度の設問4、連結会計もカバーできていただろう。参考書をパラパラと読むと、数年年前に出されたサプライズ問題の予防価格といった内容も扱っていた。意思決定会計についても扱っているし、実際に中小企業診断士の試験を勉強された方ならば、何かしら見たことのある問題を見つけられるのではないかと思う。

 

但し、簿記1級。本腰を入れて勉強するのは良くないであろう。マニアックとまではいかないが、解くだけで時間を要する問題も多い。中小企業診断士二次試験に出題される会計問題は、知識の有無を問うようなもで、基礎的な問題が多いような気がする。このため、どっぷりと演習をするのではなく、せいぜい基本問題を解くぐらいで十分であろう。

 

 

なお2017年度の事例4を対策するにあたり、自分はイケカコという問題集を使った。2か月と言う限られた期間での対策ならば、これでよかったと思う。意思決定会計のエッセンを詰め込んだもので、簿記1級をわざわざやらなくても良い。

trk.hatenablog.jp

  

ただし、もしも1年あるならば、簿記1級の勉強をしても良いのではないかと思う。

 

そして、一次試験の対策には、簿記2級で良いと思う。一次試験で問われる会計知識は基礎的なものが多く、2級の範囲でで十分なものが多い。ちなみに会計に関する問題については、簿記2級の方が、中小企業診断士の試験よりも難しい気がする。

 

…と言ってみたが、実は自分は一次試験の財務・会計で、仕訳や会計知識については、捨ててしまっていた。仕訳の問題とかでないでくれよ、と思っていたし、実際に財務・会計は合格点を下回っていた。だから偉そうなことは言えないし、1級とかいう前にまずは2級の勉強しろよ、てなもんである。

合格テキスト 日商簿記1級 商業簿記・会計学 (1) Ver.14.0 (よくわかる簿記シリーズ)

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