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MMCを診断士試験の予備校に選んだ理由

 

 

中小企業診断士の二次試験に向け、自分が選んだ受験校はMMC(通信)である。

 

診断士試験の予備校には、TAC、TBC、MMC、KEC、大原等がある。その数は多い。そこからMMCを選んだ主な理由は、主に3つ。

(1)初心者向けの受験校と評価されること。特に初の受験の人でも分かりやすい形で合格点を獲得できるような内容にしている。

(2)誰でも6割取ることを目指す戦略をとっていること。一次試験を最低点に近い形で突破した自分の戦略と近く、自分にあっていると判断した。

(3)価格がお手頃、である。他と比較しても安かった。

  

独学でなく受験校を利用したこと

さて、自分は二次試験に向けて、独学でなく受験校を利用することを選んだ。この理由についても説明しておきたい。

 

まず、これが良かったかと言われると、価値はあった。一次試験終了段階では手探りだった自分に対して、早々に二次対策に関するスキルを与えてくれ、過去問13年分もさっと提供してくれる。二次試験に向けて何をすれば良いか、迅速に理解することができた。

 

最初は独学もアリかなと思い、某社の過去問(2年分)を買ってみたが、これは合っていなかった。各問題の模範解答が、バラバラの受験校(TACやらMMCやら)によってつくられている。このため、「解答スタイル」というものが身につけにくいと思った。

 

ただしこの過去問は、「自分に適した解答をつくる受験校はどこか」を探す展示会として見るのは意義がある。これを見て、自分にあった受験校を探すのに使うと良いと思う。この中でMMCの解答方法を見て、まあ悪くないかなと判断した。

 

特にMMCの模範解答は、ウェブで公開されていない。本番の試験後、受講生には送付されてくるが、一般公開はされていないようだ。二次試験後の解答解説会なんかに行っても、もらえるらしい。

 

なお、独学で二次試験を目指すなら、ふぞろいをお勧めする。評価基準を予想分析しており、どのような解答を目指せばいいか、指針となることであろう。

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MMC(通信)のサービス内容

閑話休題。このためMMCは早々に解答のメソッドを与えてくれて、非常に時間の節約になった。またMMCの指針として、②誰でも6割取ることを目指す、ということがあり、初心者の私にとっては非常に学びやすかった。完璧を目指して失点をする解答よりも、多面的に、まんべんなく書いて6割を得るという姿勢が自分にあっていた。

 

MMC(通信)の サービスを登録すると、参考書、基礎問題集、過去問セット、答練が送られてくる。参考書や動画をもとにMMCメソッドを勉強し、基礎問題集で知識の定着を行い、過去問を回して練習する。これが基礎的な流れであろうか。

 

また私が利用した直前通信では、答練が4回ついていた。基本的には全て利用し、ウェブにアップすることで採点してもらった。個人的には、もう少しコメントとか踏み込んで書いて欲しいという気持ちもあったが、①第三者に採点してもらえたこと、②試験勉強のペースメーカーになったこと、③本番の練習ができたこと、のは良かったと思う。

 

ただ、今年度(2017年度)の問題を見て、「設問に対して多面的に解答する」だけでは今後苦しくなってくるかもしれないと感じた。設問に対して、求められるキーワードを使って適確に答えるだけでなく、問題全体で「一貫性」というものがますます求められている気がするのだ。これについては以前記した。 

 

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MMCの足りないところ

では、MMC(通信)の足りないところはなにか。1つは、与件文の読み込み方・分析方法であろうか。もう1つは、1次試験の知識の活用の仕方か。事例1と事例2はそこまで1次知識がなくとも解答できるものが多かったが、事例3はそれが出来なかった気がする。

 

MMC(通信)は答案の書き方については非常に良いものを提供してくれた。後は、そこにつめる中身を詰められる能力を取得する必要がある。その観点をもって自ら勉強を進めていくと、ツールを最大限に活用できるのではないかと思う。

 

試験の結果

さて、試験の結果であるが、残念ながら不合格であった。ただし成績は事例1、2、4はAで、事例3だけがCであった。事例3で事故を起こしたのは、基礎的な理解が十分できていなかったからだと思う。

 

つまり、MMCメソッドそのものはまだ使えるのではないだろうか。少なくとも事例1と2については通用した。また事例4も、過去の問題を10年以上回すことができたのは、効果が高かったと思う。MMCに加えて、全知全能なんかも買って、知識の補てんをするとより効果があるのではないか、というのが自分の感想である。

 

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