(一次試験)やってはいけない財務・会計対策
財務・会計は、最も努力した科目だと思う。
そして、最も報われない科目であった。
財務会計の過去問を演習したところ、手も足も出ない問題が一番多かった。計算問題もできなかったし、会計の仕訳も全然意味が分からなかった。さらには要点ポケットブックを読んでも、書いてある事の意味は分かるのだが、問題となると全く解けない。このため、ポケットブックでは問題解答能力が身につけられないと判断。一番テコ入れをしなければならない科目だと認識した。
■自分の実力
簿記は10年程前にちょっと勉強したくらいで、特に資格はなし。仕訳等、最低限の理解はしていた。
■財務・会計の問題分析
ざっと問題を見ると。お分かりのとおり、計算・グラフ問題と文章問題に分かれている。割合はおよそ5分5分だ。私はこの時に経済と同じような戦略を立てた。計算・グラフ問題に注力し、50点取れれば、後の文章問題が運に頼って20%の出来でも、合格点60点取れるのではないか!と。
もちろん思惑どおりには進まなかったので、反面教師として参考にして欲しい。
■追加して購入した参考書
・スピ問。 これを何度も何度も回した。
・事例IVの全知識・全ノウハウ 二次も意識して使用。あまり必要はなかったかな。
朝の通勤時間に30~40分は必ず確保し、毎日問題を解いた。実際、ほとんどの問題は難なく解けるようになっていた。
■結果
苦手科目と認識し、優先度をあげて勉強した科目。
だが、実際の試験では合格点を獲得できなかった。今年は簡単だと言われていたにもかかわらず。力を入れた計算問題も多くを間違えていた。よって、ここで述べた内容は、夢に酔い討ち死にした一人の受験生の話として捉えて頂きたい。