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「管理」という言葉と中小企業診断士

 

 

「管理」の意味するところ。

 

中小企業診断士では、「管理」という言葉がたくさん出てくる。生産管理、事業管理、労務管理…。では、この「管理」という言葉が何を意味するかを考えると、なかなか難しい。自分の思うように支配下に置くのも管理だし、単に数を数えて現状を把握するようなものも管理と言える。

 

 

最近読んだマネジメント関係の記事によると、「管理」には以下の3つの意味があるという。

(1)マネジメント(Management

(2)コントロールControl

(3)アドミニストレーション(Administration

 

自分なりに、それぞれの役割を考えてみた。

(1)は、管理対象となる事業なり活動の成果に対して、戦略をたて、最終的な判断をし、責任を負う。

(3)は、執務環境を整えるとか、手続きとか、現状把握とか、いわゆる事務のような役か。

 

で、(2)である。

要は参謀役で、事業なり活動なり生産なりが、(1)の立てた戦略や方針に従うように整理し、細分化し、かつ予定通りに進んでいるか(進捗確認)、進んでいないなら(1)に対策を進言する、そのような役割であろうか。

 

 

そう考えると、中小企業診断士は、(2)に近い気がする。中小企業の中には、(1)と(3)の管理をする人がいるけれども、(2)の役を果たす人がいない組織もあるのだろうか。

 

こう考えると、診断士の事例4なんかは、意思決定会計やCVPなんかが中心となるのも分かる。

 

管理を対象とするものが事業なのか、生産なのか、プロジェクトなのか。対象によって解釈も多々割れるのだろうが、診断士の勉強をする上で、「管理」がどのレベルを意味するのかを常に考えていきたい。

 

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