(春秋要約)スマホに対する、カメラ業界の集中戦略
スマホの攻勢に対する、カメラ業界への助言。
今日の日経春秋はそんな内容だった。
ちなみに自分の春秋要約は以下のとおり。
画質の関心が高まり、カメラ業界は撮影機能に集中した戦略で、スマホに反転攻勢なるか。#sjyouyaku
— とびお@中小企業診断士受験生 (@yo_shohyo) 2018年1月18日
いやー40字でまとめるのはなかなか難しかった。
「画質の関心が高まり」とあるけれども、これはインスタ等の写真共有サイトへの投稿に向け、質の高いカメラの販売が好調、というところから。ここを入れ込むのに頭を悩ませた…。
春秋要約は、正解がないので奥が深い。
特に自分の場合は、診断士試験の解答を意識したものにしているので、どうしても「加点対象になりそうな箇所」を「文字単価が高そうな表現」で表す、という姿勢になる。
まあ、正解もないので、どこまで効果があるのかは不明だが…。
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話は戻って、カメラ。
実際、私も一眼レフを昔持っていたが、今は売ってしまった。「記録」にしかカメラを使っていなかったので、確かにスマホでいいのではないか、という結論になったからだ。実際、仕事の調査報告書でも、スマホで撮影した写真を使うこともある。それで十分なのだ。
春秋では「写真を撮るというカメラ本来の機能」に着目するとある。これからは、画質ではなく、「機能」なのではないかと思っている。ウェアラブルカメラであるGoProや、360度カメラ。こういった、斬新な機能を搭載したカメラが、今後は注目されていくのではないか。
…と考えると、商品別に売れ行きを精査して製品を絞り、新商品開発にリソースを割く、というのが試験で書く助言内容になるかな、なんて考えた。
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現代は、すべての物事が「関心」の奪い合いをしているのだという。関心であり、時間。それは有限であり、スマホも、テレビも、ゲームも、読書も、映画も、ひとりの時間が持つ関心や時間というパイを奪い合っている。すべてが競争関係にあるとも言える。
他方、そこにはシナジーが見受けられることもある。写真共有サイトへの関心向上により、高級カメラの販売が好調という話はまさにそうであろう。スマホに反転攻勢とあるが、それはスマホ(正確にはSNS)による需要でもあり、とかく現代は複雑である。