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被災地の避難所に個人物資を送る際の改善策(事例3)

 

 

被災地に対する個人からの救援物資を送ることについて、議論が巻き起こっている。

迷惑だからやるな、という人もいれば、善意なんだから受け取ってなんとかするべきでは、という人もいる。

そんな中、以下のtweetが流れてきた。またtogetterでもまとめられている。

『避難所に個人物資や不用品を無闇に送ってはいけない理由』避難所での仕分け作業の流れを図式化してみた - Togetter

 

これは何かに似ている。そう、中小企業診断士の二次試験問題の事例3である。工程管理や運搬管理に近いだろうか。問題は何か、課題は何か、対策は何か。これを考えることは、事例3の対策として効果があるような気がするし、何より今後避難所への物資を送ることについて、改善策が提案できるかもしれない。

 

以下、自分の妄想と想像をもとに、対策を講じていく。

 

1 受注管理ができてなさそう

当然と言えば当然である。そもそも受注も何も、急に送られてくるのだから。工場の話であれば、受注情報の精度を上げて、全部門と共有することで、生産管理を行うことがセオリーである。だが、受注情報も何もあったものではない。ここについては、何も対策できないような…うーん。

 

2 運搬にムダがありそう

避難所を急きょ設置したこともあり、運搬やレイアウトにムダがありそうである。

運搬の改善については、運搬活性分析により、取り扱いの無駄現象、運搬工数の節減などを行うことが策となる。まあ、避難所でそんなことをしている時間もないとは思うのだが。他方、流れ線図をつくり、運搬主通路を確保し、人とモノの流れを交差させないようなデザインを作ることは重要である。SLP手法で効果的なレイアウトを構築することが肝要と言えるのではないだろうか。流れ分析、要素間相互分析、スペース設定など。

 

3 必要な避難所が分かりにくそう

これはITで各避難所で必要としている物資を見える化し、同期化できると良いだろう。無論、災害が発生してそんなものを作るのは不可能である。普段から自治体がプラットフォームなどを構築で来ていると良いのだが…。そういうサービスを提供しているところもあるのでしょうかね。

 

 

以上、自分の妄想と想像に基づいて、事例3の知識を整理してみた。こういう意識が、試験にも役立つと、信じたい。

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