二次試験の筆記試験結果が到着した。
事例3のみがCで、それ以外はAであった。試験を終えた時点の感触に近い。事例1と2は意外にできたな、と思う一方、事例3は手ごたえがあまりなかった。事例4は、まあ部分点はとれたかな、という感想だった。
ただしその後、事例3が難しかったことを踏まえ、Bくらいは行けるのではないかという気持ちもあった。また事例2も、多くの人ができたという印象だったので、Bまで下がるかと思っていた。
難易度によって多少調整されるとも言うが、なかなか予想が難しい。
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さて、今回の結果から何を学んだか。
1つには、MMCの書き方は、まだ使えるということである。多面的に書き、理由を添える。この書き方で、事例1と2はAを取った。事例3は知識不足のため、要点を外していたのだろう。
そして当然、事例3の弱さである。正直に言うと、1次試験を短期対策したツケがここに出た。自分としては悪くない解答を書いたと思っていたが、模範解答と比べると厳しい、というのが正直な評価である。
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では、これらの学びを活かして、今後どうするか。
実は悩み中である。結果発表の直後は、春秋要約と簿記の勉強を考えていた。が、弱点が事例3にあり、事例4でAを取ってしまっている以上、どちらも最優先というわけではないであろう。(もちろん、今回の結果のみで判別するのも愚行であるが。)
改めて、戦略を練り直す必要がある。2017年度は、事例1~3の弱さを、事例4でカバーするというものであった。事例3の弱点を補強するのが最優先であるが、春秋要約までやるべきか。簿記は、どうするか。年内はちょっとそこを考えたい。
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またAAC名古屋の鷺山さんが、そもそも論として「経営コンサルティング」という書物を推薦していた。試験に対する戦略を練り直すことが必要だが、年末年始は、「診断士として自分がどうありたいか」を学び、「診断士として何をしたいか」を考えた上で、戦略を練るようにしたい。
- 作者: ミランクーバー,ILO(国際労働事務局),水谷栄二,トーマツコンサルティング
- 出版社/メーカー: 生産性出版
- 発売日: 2004/09/01
- メディア: 単行本
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