なぜなぜ分析という手法がある。
出来事や現象について、「それはなぜか?」と5回繰り返すことである。
この分析方法、中小企業診断士の試験そのものでは知識を問われないと思う。むしろ特性要因図の方が重要であり、実際に過去に事例3で出題された。
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だが、なぜなぜ分析は、試験勉強をする上では役に立つものだ。
実際に試験勉強をやっていると、思い通りに進まない事は珍しくない。予定を立てても進捗が遅く、計画通りに進まないことも多い。
このような時に、自分はなぜなぜ分析をやっている。
例えば、今日の勉強時間が少ない場合。まず、なぜか?と問う。
→朝の勉強時間が確保できなかったから(なぜか?)
→早起きできなかったから(なぜか?)
→寝る前までスマホをしてしまったから(なぜか?)
→スマホに関するルールがないから/ブルーライトが強いから etc...
というように、スマホの使用に関する取り決めを作るなり、スマホの代わりに本を読むなり、はてまてkindleを購入して代替とするなど、対策を講じることができる。
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ちなみに「なぜなぜ分析」は、きちんと紙に書いて考えるのが良い。「なぜ?」に対する回答は、1つだけでないことも多く、それが枝分かれしていくことが多い。魚の骨のように分けていけば、特性要因図にもなる。
中小企業の経営者に診断する時は、KJ法みたく付箋に書いてペタペタ貼っていくようなこともするのだろうか。診断士の人のブログを見ると、顧問する会社数がどうとかという話はよく見るのだが、実際に何をしているのか見えにくいところもある。引き続き情報収集もしていきたい。