習慣をつくるため「考えずに動ける」段階を目指す
先の記事で、勉強には計画、ならびに環境が大事だと書いた。
計画を立てて、環境を整備しただけで物事がうまく進むかと言うと、そうではない。最初に動き出すのに、やはり多少の意思や力と言うものは必要だ。
「初動」というものは摩擦もあり一番エネルギーを使う。だが一度動き出すと、慣性の法則で行動を繰り返すのに要するエネルギーは少なくていい。どこかで聞いたことがある話ではないだろうか。
このポイントは重要である。そしてさらに重要なのが、「まずは動かすこと」を目標とすることだ。最初に動き出す際に、「今日は2時間くらい勉強して…」と考えると、なかなか動き出せない。まず動き出すのにエネルギーを使うし、さらに2時間も継続する。必要なエネルギーを考えると、「また明日がんばろう」となってしまうのも当然だ。
ここでは、目的を2つにわけることを勧めたい。つまり、第一段階として「まずは5分でもいいから何か勉強する」を実現する。これを2~3日ほど繰り返す。その後にはいじめて「2時間の勉強をする」という目標を立てるのだ。
目指すべき姿を細切れにすることで、負荷を少なくし、実現しやすくする。これは何事にも応用できることなのではないかと思う。
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