俺はSTEAM育児とお菓子作りで家族からの評価を上げたい

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IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ/冨山和彦

 

 

実務研習に向けて、細々と準備しています。

 

最近読んで面白かったのは、以下の本。 

[図解]IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ

[図解]IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ

 

 

産業再生機構COOを勤めた著者が、経営分析のノウハウについて述べている。普段コンサルタントのツールを学ぶことが多かったが、それらが有機的につながっていく感じがした。 この気持ちを踏まえ、まずは自社の経営分析をやっていこうと思う。

 

会社とはゴーイング・コンサーンであり、生き物という意識を持つ。そして経営分析とは企業の健康診断であり、キャッシュは血液。ちょっとでも途絶えてしまい、脳に送られる酸素や血液がなくなったらどうなるか。そういった姿勢で経営分析には臨むべきである。

 

そしてインパクトの大きい本質的な部分に焦点を当てるという優先度付けも必要。例えば脳卒中や心臓に関する状態と、指にちょっと切り傷ができた程度、同じように扱ってはいけない。仮説と検証を繰り返して真実に迫る。

 

PL、BS、CSがイマジネーションのきっかけとなるが、いかに感度を高めて、想像力を働かせてリアルな想像ができるかが重要。当然ながら数字だけではなく、社長や社員に問診をして、真実を探しだす必要がある。

 

こういった能力を身に着けるには、学びと実践の繰り返しの中で、分析力を鍛えていくしかない。まずは自社・同業他社を経営分析で丸裸にし、会社の事業モデルを自分なりに試算してみるべき、と感じた。