最近は創業支援とかできるといいなーとぼんやり考えています。
このあたり金融機関出身が強いのでしょうけれども。
融資を引き出す創業計画書 つくり方・活かし方を読みましたので、そのポイントを以下にまとめます。とはいえ知識ではなく、実績が必要かと思うので、個人的にサイトでも作って副業とかできないものだろうか。
・創業融資を受けるということは、時間を買うという事。1000万円を貯めるまでの時間。
・創業計画書をまとめることは、事業のためのお金を貯める習慣としくみをつくること。そして創業する自分の頭を整理すること。
・自分で作ったものを他人に確認してもらうこと、他人の意見を踏まえて自分の考えを深めていくことが重要。
・A3で1枚。簡潔にまとめ、そこにストーリーがあるか。
・創業融資の種類
日本政策金融公庫の創業融資
新たに事業を始める人、または創業後2期を終えていない人
創業資金総額の10分の1以上の自己資金がある人
雇用の創出、経済の活性化、勤務経験、修得技能の要件をいずれか満たす
雇用創出を伴う事業
技術やサービス等に工夫を加え、多様なニーズに対応する事業
現在勤めている企業と同じ業種の事業(通算6年以上)
大学などで取得した技能で、2年以上勤めている業種
認定特定創業支援事業
地域創業促進支援事業
創業支援ネットワークの支援
・創業計画書は簡単そうで、奥が深い。面談(30分)を効率的に行うため。全体としてストーリーが成り立っていて、整合性があるか。ごまかしがなく、起業家自身が自分の言葉でまとめているか。事業が軌道にのり、返済できるかどうか。
・創業は目的であるとともに、何を実現したいか、という手段でもある。
・「取扱商品・サービス」でセールスポイントを強調する
・「お金」に関する項目は常に計算根拠を意識して記入する。住宅、車、教育ローンの有無についてはあまり気にしなくても良い。
・店舗を始めるなら、立地調査、交通量調査くらいはしておく
・借入申込書は指定した項目を入力するだけだが、創業計画書の内容と祖語が無いようにする。
・ダメな創業計画書
ストーリーがない、経営者の略歴を踏まえた「取扱商品・サービス」になっていない
・面談で聞きたいことはひとつ。創業する事業で売上がきちんと上がり、返済が滞り無く行えるかどうか。よけいなことを話さない。聞かれたことに応える。計画書の内容の根拠が求められる。数字の根拠等。
・「取引先は既に決まっています。」というのも訴求ポイント。
・ビジネスモデル・お金の流れを端的に図で示してもよい。
・USP・・・この商品は熱々で、できたてという特徴や強みがあります(ユニーク)、それを注文して30分以内に届けてもらえるというメリットがあります(ウリ、selling)、そのメリットが享受できなければ、お代はなしでOKです(提案、プロポジション)
・4P分析、4C分析(買い手側。Consumer, Cost, Convenience, Communication)も行う
・責任共有制度・・・信用保証協会と金融機関が連携して責任を共有。