俺はSTEAM育児とお菓子作りで家族からの評価を上げたい

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「おしりたんてい」はプレゼン能力、メタ認知能力、読解能力の向上に良い

 

 

ちょっと前から6歳の娘が「おしりたんてい」にハマっています。

 

私も何度か読んでいますが、なかなかよくできているなと感じているのでシリーズの何冊も買ってあげました。実際に読んでいるうちに良いなと感じるのは以下の点です。

 

1 プレゼン能力の向上

「おしりたんてい」は、おしりが顔の探偵が問題を解決していく話です。

 

まず「おしり」という子供たちが食いつくキャッチーなテーマで関心をひき、「読みたくなる」気持ちにさせています。これは実際にプレゼンをする際には大事で、相手が「聴きたくなる」ようにアイスブレイクなどしてから始めないと、聴衆は聞いてくれません。

 

また話も長いようで、節目節目で「迷路」「おしり探し」「共通点探し」「謎解き」などが入ってきています。単に一方的に読むだけでなく、時に参加させることで関心を持続させる。工夫が聞いています。

 

娘に対して、相手に何か伝えたい時、話したい時は「聞きたい気持ちにさせることが大事」で、「相手の関心が何か」などを把握できるならしたほうが良い、と伝えています。また「一方的に何かを話し続けるだけではなく」「相手に参加させるインタラクティブ性も集中力を維持する上では大事」と話しています。

 

おそらく意味はわかっていないと思いますが・・・。

 

2 メタ認知能力、問題発見能力の向上

おしりたんてい、先述の通り時どきゲームが入ってきます。

 

いくつかの事例をだし「それぞれ共通していることは何か」といった「複数の事項から共通点、相違点を探す」ことができ、対象を客観視する練習ができます。また謎解き要素もあり、ストーリーを一方通行で読むのでなく、時に遡り、どのように伏線が貼られていたのか振り返すこともできます。何か気になることがあれば、「なぜなのか」と問う姿勢も鍛えることができます。

 

一緒に読んでいて、「これってなんでなんだろう?」と問いかけ、そして本を振り返り一緒に答え合わせをする、ということもやっています。

 

3 読解能力の向上、読書習慣の構築

このように読者が夢中になる工夫を凝らしている「おしりたんてい」。

 

絵も多く、ゲームも多いので、ひとりでも夢中になって読んでいます。確実に本好きになっているなと感じますし、読書習慣もついています。登場人物の行為も、「なぜこういうことをしたんだろう?」と考えるようになって、読解能力がついていっているかもしれません。これは知らんけど。

 

いずれにせよ、「おしりがキャラの本なんて…」と思っていた私ですが、この本は買ってよかったです。楽しみにながら、夢中になって読めることが大事だなと感じています。シリーズで何冊もあるので、イベントごとに買ってあげています。

 

 

 

後、父親が育児に参加すると、思春期における子供の精神不調リスクが低いそうです。父親もドンドン育児に参加しましょう!

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230113/k10013948161000.html