テクニック重視の対策と合格後
前回や過去の記事では、少々テクニックじみたことを書いた。
解答における一貫性の優先度を下げて、6割の確保を狙う。この姿勢のメリットは大量失点のリスクが少ない事。デメリットは、残りの4割を落としやすい事である。
だが、それ以上のデメリットに、診断士としての洞察力が浅くなってしまうことがある。
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二次試験が終わった後に、掲示板やブログで、様々な問題分析を読んだ。
正直言って、自分の考えより深い考えを持った人が非常に多かった。自分の考えは本当に浅かった。事例3については、分析について話し合っている事を理解できないケースもあった。知識が、洞察が、自分には全然備わっていないと思った。
そういう姿勢は、「押しつけがましい解答」を作り、与件文から離れ、失点する、と鼻で笑うこともできよう。それでも、社長と協議する際に有益なオプションや方向を示してあげられるのはどちらか、と考えると、自分はこの戦術で良かったのだろうかと時に考えてしまう。まあ、受かるにせよ落ちるにせよ、しっかり勉強は続けよう。
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