2017-01-01から1年間の記事一覧
診断士の一次試験で、PDCAという用語を勉強した。 試験以外でも、すっかりおなじみの言葉だと思う。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)を意味しており、業務を継続的に改善していくものだ。 * PDCAは企業の事業によく使われる印象だが、…
最近「問題解決大全」という本を読んだ。2017年のお勧めとするブログを見たのがきっかけである。 問題解決大全 作者: 読書猿 出版社/メーカー: フォレスト出版 発売日: 2017/12/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る この本によると、問題解決…
本日、中小企業診断士の最終合格発表と出題の趣旨が発表された。 平成29年度中小企業診断士第2次試験の出題の趣旨について 早速、設問と趣旨を比較表にして確認してみた。表をそのまま載せるのもまずいかもしれないので、所感について以下述べる。 (1)事…
中小企業診断士の試験勉強中は、酒量を減らした。 夜に飲みに行くと、勉強時間は減ってしまう。次の日の朝は、勉強する意欲が下がる。メリットよりデメリットが多いと考えたのだ。また、勉強時間の確保という課題に対する施策でもあった。 * さて、試験はま…
「管理」の意味するところ。 中小企業診断士では、「管理」という言葉がたくさん出てくる。生産管理、事業管理、労務管理…。では、この「管理」という言葉が何を意味するかを考えると、なかなか難しい。自分の思うように支配下に置くのも管理だし、単に数を…
最近読んだ、以下の記事は示唆にあふれるものだった。 コンサルタントだった頃学んだ「議論がうまい人」とそうでない人の5つの差異。 | Books&Apps この記事を踏まえると、議論のうまい中小企業診断士、または「議論のうまい」解答を書く受験生になるには、…
春秋要約とは、日経新聞の「春秋」を40字程度でまとめるものである。 読解力、要約力(文字単価の向上)に効果があるという。 * というわけで春秋要約を、試しに始めてみた。パソコンの前に座して要約するのは難しそうだが、タブレットやスマホで春秋を読め…
二次試験の筆記試験結果が到着した。 trk.hatenablog.jp 事例3のみがCで、それ以外はAであった。試験を終えた時点の感触に近い。事例1と2は意外にできたな、と思う一方、事例3は手ごたえがあまりなかった。事例4は、まあ部分点はとれたかな、という感想…
二次試験、結果が出た。 合格ならず。無念。 * いずれにせよ、自分はこれからも経営の勉強をしていくことだろう。 7冠を達成した羽生名人は言った。 1つのことに対して10年、20年、30年と同じ姿勢で、 同じ情熱を傾け続けられるのが才能だと思う、…
いよいよ、である。 今日は二次試験の合格発表。 泣いても笑っても、今日の午前中には結果が出てしまう。 * 結果はわからないが、やはりこの試験受けてよかった。最近はそう思う。 経営の知識をもとに物事が見られるようになった。 何か新しいことを学ぶと…
一次試験対策の記事も、これで一応最後である。 trk.hatenablog.jp 中小企業経営は、比較的対策がしやすいと言われる。 ネットで情報を集めても、中小企業白書を読めば良いだの、1か月前から準備すればよいだの、耳障りのいい言葉がならんでいた。アホな自…
明後日はいよいよ二次試験の結果発表である。 過去の合格番号発表を見ると、意外にスカスカである。隣あわせの番号が、20番くらい離れているものもあった。これでは、自分の番号があるかないか、すぐに分かってしまう。 人によっては、検索で自分の番号を…
一次試験を終えてからは、中小企業診断士関連のブログをよく見てきた。 trk.hatenablog.jp その中には、受験校のAASのブログもある。東京AASと名古屋AASのものがあり、ブログ村のランキングではどちらも上位だ。 中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Ecco…
運営管理は不思議な科目だ。 全然できなかった、という手ごたえの割には、4~5割は取れていることが多い。おそらく生産管理の用語になじみがなくて点数が取れない一方、店舗・販売管理のところとか比較的取りやすいところもあるからだろうか。 trk.hatenab…
平成27・28年度の経営情報システムはむちゃくちゃ難しかった。 trk.hatenablog.jp 難関化が進む傾向の中、29年度はどう対策するか。戦略を立てるのがなかなか難しい科目だった。「さすがに平成29年度は易化だろう」という人もいれば、「いやいやIT関係者が有…
さて法務である。 最初に過去問を試行した時、最も点数が低かった科目である。知識がなければ解答もできないので、しょうがない。 trk.hatenablog.jp ■出題傾向の分析 会社法と知的財産法が6割を占め、昔はこの2科目の対策だけで良いとも言われたらしい。…
一次試験の対策において、自分は2社の模試を受けた。 T〇Cと、T〇Cである(この言い方だと分かるな)。 受けた、というと語弊があるか。会場に行って模試を受ける時間なんてなかったので、自宅で模試を受けた。さらに1日で終わらせられなかったので、7月…
企業診断12月号が出ていたので、読む。 企業診断 2017年 12 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 同友館 発売日: 2017/11/28 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 二次試験問題の解説がしてあって、なかなか興味深かった。 事例4は昨年から難化したが、そ…
企業経営理論は、二次に直結する重要な科目だ。 というより診断士の仕事のコアとまで言ってもいいかもしれない。とかく大切。 trk.hatenablog.jp その一方で、過去問を解くと、一番対策がいらないとも考えていた。 ポケットブックの僅かな勉強でもそれなりに…
財務・会計は、最も努力した科目だと思う。 そして、最も報われない科目であった。 trk.hatenablog.jp 財務会計の過去問を演習したところ、手も足も出ない問題が一番多かった。計算問題もできなかったし、会計の仕訳も全然意味が分からなかった。さらには要…
中小企業診断士の試験に関するブログは色々とある。 受験校がノウハウや精神論を語るものや、個人の受験記や勉強記録を綴るもの等、実に様々である。一次試験向けの記事もあれば、二次試験や口述試験、実務に関する記事もあり、有益なものも多い。 自分もそ…
さて経済の対策である。 2か月でなんとか6割取れるようにしなければならない。なかなか厳しい条件である。 trk.hatenablog.jp ■自分の実力 過去問の演習では、唯一60%を超えた科目である。だが、決して得意科目というわけではなかった。大学時代にちょっ…
自分の試験勉強は、いつも1人だった。 世間では、やれ受験校だの、やれ勉強会だの、皆ワイワイと勉強している。診断士になればネットワークも重要となり、今からそのようなコミュニティに属することは利点が多い。 * 自分も、可能ならば入りたかった。そう…
振り替えるにはまだ早いのだが、1次試験を突破した際の話をする。 自分は4月から試験勉強を開始した。科目合格ではなく、全科目の対策をして一次突破を目指した。(とはいえ、結果として何か科目合格すればいいかな、というスタンスでが正直なところである…
改めて、事例2の与件文を読んだ。 * 井戸端会議の存在感が、強い。 販売を引き継いだ日用品も、井戸端会議メンバーが購入した。婦人服の予約会も、井戸端会議メンバーが購入して支えた。廃業を止めたのも井戸端会議メンバーである。社長の娘に対して、「X…
以前、診断士をMBAと比較する点の記事を書いた。 trk.hatenablog.jp その時はAll aboutの記事を読んで書いたが、最近、東洋経済ONLINEでも記事が書かれていた。 「MBA」と「中小企業診断士」、使えるのはどっち | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済…
中小企業診断士の勉強をしていると、色々とツールやフレームを学ぶ。 いわゆる、経営分析のための道具である。SWOT分析やPPM分析なんかがその例であろう。これらはなかなか便利で、分析の思考が停滞した時など、ふっとツールを使うと、新たな視点を与えてく…
アインシュタインは相対性理論の発見という偉業を成し遂げた。 彼はその後も、学問的探究を続けた。彼は後半生の30年も学問的探究を続けたが、それは無駄な研究への空費だったという。相対性理論のような発見を成し遂げることはできなかった。 * 自分は、ス…
試験勉強は、久々だった。 中小企業診断士試験の準備を進めながら、自分はよくそう感じた。努力して準備して、その努力を誰かに評価される。なんだか学生時代に戻ったみたいだ。 * 診断士の勉強は、主に経営に関する幅広い知識を得て、分析力や論理力を養う…
二次試験の後には再現答案をつくるが、それを採点する受験校のサービスがある。 LEC、和泉塾、SLA、Score、等。答案の講評とともに、合格可能性を評価してくれるという。 * 自分は試験日に再現答案を作ったのだが、実は採点サービスには送っていない。 再現…