ひとりぼっちの診断士試験
自分の試験勉強は、いつも1人だった。
世間では、やれ受験校だの、やれ勉強会だの、皆ワイワイと勉強している。診断士になればネットワークも重要となり、今からそのようなコミュニティに属することは利点が多い。
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自分も、可能ならば入りたかった。そういうコミュニティに。節々で思った。
勉強会の後の飲み会の報告とか見て思った。試験会場に向かう途中で、勉強会や予備校の人の応援を見て思った。試験会場で仲良く話している人を見て思った。等々。
じゃあ、入れば?と言われれば身も蓋もない。色々と忙しくて、勉強会やら受験校に通う時間を確保できなかったのだ。通信講座を受けるのが限界だった。
人によっては、勉強会によっては、時間の無駄となるケースもあるだろう。だが、与件文の解釈なんか、他の人の話を聞くと、なかなかタメになりそうな気がする。二次試験後の某掲示板でのやりとりを見て、そう思った。
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話は変わるが、MMCの通信講座は、二次試験の前日くらいに講師からのメッセージが送られてくる。ひとりぼっちの自分には、それが、暖かった。