普通の雪印バター(無塩)でするバターコーヒーの効果はダイエットと時間確保、そして脳の活性化
バターコーヒー(完全無欠コーヒー)という飲み物がある。
400mlのコーヒーに大さじ1杯くらいのバターを入れたもので、ここ最近、ダイエット界隈で注目を浴びているらしい。朝食の代わりに飲むと腹持ちがよく、トータルで摂取カロリーが減るのだとか。2015年に発売されたシリコンバレー式 自分を変える最強の食事という本で紹介され、アメリカではブームが巻き起こったとか。
バターコーヒーに入れるバターは普通のものでなく、グラスフェッドバターであることが推奨されている。グラスフェッドバターとは、牧草だけで育った牛の牛乳から作られるバターという。日本ではあまり売っていない。というか聞いたこともないのが正直なところだ。
さらに、脳のエネルギーを作るため、MCTオイルというココナッツオイルの上位版を入れるのがバターコーヒーのやり方だそうだ。MCTとか言われても、「ちょっと何を言ってるかわかないんですけど」が正直な感想である。MCTってなんですか?分子記号とか出てくるんですか?とか、うさんくさい、とか思われる方もいるであろう。
実際にバターコーヒーを一週間ためしてみた
それはさておき、自分もバターコーヒーを試してみた。
ダイエットのためというより、脳の活性化である。先に紹介した本によると、体重が落ちるだけでなく、IQも上がるらしい。まじか。
自分としては、資格試験に向けて頭の回転を良くするため、試してみたい。あわよくば、IQをめっちゃ上げて、イーロン・マスクとかになりたい。
なお、試行としてのバターコーヒーなので、グラスフェッドバターではなく、普通の無塩バター(雪印かよつ葉)を使用した。MCTオイルも、EVココナッツオイルで代替した。まずは開始することが重要だ。まあ、効果としてはそこまで違わないと信じたい。
で、実際に試して感じたことを以下に紹介する。
1.朝食に時間を取られない
まず明らかな効果はこれである。朝食の時間がかなり短縮され、勉強時間を確保することができた。朝食を食べるには、準備し、食べて、後片付けをするフローがあるが、そのほとんどが発生しないのである。これは大きなメリットと言える。
2.食欲がコントロール下にある
バター成分は腹持ちがよく、食欲を制限するという。
この効果は確かにあった。朝起きてバターコーヒーを飲んだ後は、昼食時まで食欲がわかなくなった。以前は11時頃になると、「今日のお昼ご飯はどうしようかな」「お腹がすいた…」と集中力がなくなることもあったのだが、その悩みがなくなったのである。これはかなり心地よい。
3.勉強に対する姿勢が前向きになった(気がする )
これはちゃんとbefore/afterで調査したわけではないが、以前に比べ勉強に取り組む姿勢がついている気がする。勉強しても、「何か食べたいな…」という欲望が弱まり、勉強の集中力が持続するようになっているような。
食欲という欲求がコントロールされ、自律性が高まったのかもしれない。
4.脳が活性化されたか
では脳は活性化されて、IQは上がったのか。
答えはYesと言いたいところだが、実際にテストをしたわけではないのでよくわからない。だが、食欲がコントロールされ、勉強に対する集中力が続くことで、自分としては十分な効果を上げた…ように考えている。
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以上が自分のバターコーヒーに対する感想である。毎日バターを取るという事で、健康に対して何か弊害があるのではないか、という気もするのだが、もうちょっと続けて様子を見る予定。また何か変化があったら、ここで紹介したい。
なお、自分の実感として、要は糖質を制限してバターを摂取できれば良いのではないかと考えている。このため、バターコーヒーの代わりに、味噌バター汁や、バターカフェモカなんかを飲むこともある。ケトン体を生む体質になる、という目的は達成できたかわからないが、「朝食をスキップする」と「食欲を抑える」いう目的は達成できると思うので、なかなかお勧めである。
なお、たまに朝の10時くらいにお腹がすいてしょうがない時がある。その時に、またバターコーヒーを飲むか、バター味噌汁を飲むかすると、食欲が抑えられて昼食まで我慢できる。以前はヨーグルトとか間食をしても、満たされないことが多かったので、やはりバターコーヒーは良いと思う。
ケトン体でやせる!バターコーヒーダイエット:MCTオイルをプラスでさらに効果的
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