なめらかプリンのコツは弱火と生クリーム
お菓子作りの基礎として、プリン作りを研究していました。
味はそこそこなのですが、どうしてもスが入ってしまい舌触りがイマイチ。また妻からも「家でよく食べるプリンの味だね」と言われておりました。
なんとか店の味を出したいと思い研究・実験した結果、学んだことを以下に記します。
プリン作りのコツ
- プリンの内部の温度を上げすぎない。95度を超えるとスがはいる。
- ゆっくり温度を上げて固める。卵は60度で固まり始め、80度で完全に固まる。
- 弱火にするには、蒸し器のフタに菜箸を入れる。4つほど実験で作り、加熱の時間をそれぞれずらして取り出しベストの時間を確認。
- 生クリームを入れるとコクが出て、店の味に(個人の感想)。水分が少なく必要な卵量も減らせて滑らかになるのだとか。
- かためのプリンを作るには、白身の割合を増やす。今回は全卵2個+卵黄4個で作ったところ滑らかに。もちもちプリンを作るには、卵の量を減らしてゼラチンを使う。
今回は、蒸し器を使ってプリンを作りました。
最初1分を蓋をきっちりしめた状態で蒸し、続いてフタの隙間に菜箸を1本入れて15分。
以前、12分、13分、14分、15分でそれぞれ分けて試したところ、15分がベストでした。12分だとちょっと柔らかかったので、それぞれの家庭のコンロや設備を使って一定の温度となるようにして、蒸し時間を一度測って試してみると良いと思います。
今回のプリンに対する家族からの評価は上々で、まるでカスタードクリームを食べているかのような滑らかさでした。冷やす時間が少々かかるものの、ささっと作れるスイーツですので子供も参加しやすく、おすすめです。
レシピ
材料
(プリン液)
全卵 2個
卵黄 4個
グラニュー糖 50g
牛乳+生クリーム 250g
(牛乳50g+生クリーム200g)
バニラエッセンス 少々
(カラメル)
砂糖 50g
水 適量
作り方
(カラメル)
・小鍋にグラニュー糖を入れ、霧吹きで全体を湿らせる
・中火にかけて、そのまま放置。泡の中心まで色づいてきたら火を止める。
・軽く揺すって全体を混ぜる。
・湯煎にかけていたガラス容器に入れる。
(プリン)
・牛乳に砂糖を5分の1ほど入れて温める。レンジで30秒。60度ぐらい。
・牛乳を注ぎ入れ、泡立てないように混ぜる。
・プリン液を濾す。
・プリン型に注ぎ入れる。
・蒸し焼きにする。規定の時間になったら火を止めて、冷蔵庫に入れる。