子どもとお菓子作りをしてプロマネ能力向上の教育効果を期待したい
5歳の子どもとお菓子作りをしています。主に土日です。
お菓子作りをすることで美味しいスイーツが食べられるという効果はありますが、何より教育効果を考えてやっています。具体的にどういう効果があるかを調べると、集中力や探究心、創造力の向上、科学への関心強化、成功体験の増加、食育などに良いようです。
ですが中小企業診断士試験に合格した自分としては、子どものプロジェクトマネジメント能力を向上させることを期待して、以下のような形でお菓子作りを一緒にやっています。
お菓子作りの計画とフローチャートを一緒につくる
お菓子作りは準備が寛容です。このため、まずプレミーティングを行っています。そこでお菓子を作るまでにどのようなフローが発生し、どのようなタイミングで進むのか。クリティカルパスがどこで、そこに向けてどのように効率的に進められるか。ホワイトボードを使って明確化しています。
と言っても子どもがどこまでわかっているか謎ですが、とりあえずやっています。
お菓子作りが失敗した時はPDCAをまわし、なぜなぜ分析
上のように最初に計画を立てて、お菓子作りをしますがうまくいかない時もあります。
その場合、なぜ失敗したのかを一緒に分析し、次どうすれば良いのか改めて考え直します。例えばプリン作りで失敗した(スが入った)ならば、原因は何で、どういう対策を打てば良いのか。それを一緒に考えています。
また失敗という行為そのものもなぜ起こってしまったのか、一緒になぜ?と問いを掘り下げて、真の原因に迫ることも忘れず行うこともあります。
仮設思考と比較実験検証
PDCAを回した後は、対策について「こうすればうまくいくであろう」と仮説を立てます。
ですが場合によって考えられる対策が絞れない場合があります。その場合は実験群を2つ3つ作り、それぞれ介入策を変えて、実際の効果を見るようにしています。
いわゆるABテストを行い、どちらの施策の方がより効果的なのか、改めて見直す。ちなみに見直す際も、味という観点や、価格という観点、手間という観点で、多角的に分析し、優先づける基準は何かを明確にした後に判断するようにしています。
もちろんこのような考え、すべてうまくいくわけではないです。
が、しっかりとプロマネにおいて大事なポイントが経験できるようにしたいと考えています。事前の計画をたて、実施した後は振り返りを行い、問題があれば原因を掘り下げ、それに対する施策をどのように比較検討するか。
チームビルディングやリソース活用や、計画の見直し等、プロマネにおいてはまだまだ必要な能力はありますが、今のうちに根幹を育てておきたいと思います。