俺はSTEAM育児とお菓子作りで家族からの評価を上げたい

中小企業診断士を取得しても活用できない俺が、STEAM育児とお菓子作りで家族からの評価向上を目指すブログです

子連れでビュッフェに行き、コツを伝授してメタ認知を育成したい

 

 

子どもと一緒にビュッフェに行ってきました。

ビュッフェといえども、色々と考えることや学びにつなげられることは多いです。

 

今回、娘とビュッフェに行って次のようなことを一緒に学ぼうとしてきました。

 

1. 欲望を抑えて、まずは俯瞰的に見ること

特にビュッフェに行って最初に意識しなければならないのは、衝動。

 

甘いものや美味しそうなもの(カレーとかポテトフライとか)に飛びついてしまいそうな気持ちを抑え、まずは全体の料理を見ることを勧めました。いきなり目に飛び込んできたものをとって食べるのではなく、まずはお皿を持たずに歩いて全体を見た方が良。ひょっとすると、他にも美味しい食べ物があるかもしれないしね、と言うとすんなり受け入れてくれました。

 

プロジェクトや仕事をする上でもこれは同じ。まずは現状がどうなっているのかを整理し、自分のリソース(時間や胃袋の大きさ)を踏まえて、戦略を立てる習慣を持って欲しいなと思います。

 

2. 優先度をつけて意思決定すること

さて実際に並んでいる料理を見たら、具体的に何を食べるか決める必要があります。

 

私からは、一般的に言われる取捨選択のポイントを伝えました。基本は「野菜→魚介類→肉類→揚げ物→炭水化物→デザート」で進めることが満腹感を抑制する上でも望ましい、最初から炭水化物は悪手、ということは伝えました。

 

金銭的(いいのか謎ですが)にいえば、チャーハンやスパゲッティなどは単価が高く満腹ども高まるのでコスパはよくない、ローストビーフや刺身といった料理の方が価格も高くお得である、ということは伝えます。

 

とはいえ、最終的に選択するのは子ども自身。自分で比較した結果、最初から炭水化物やポテトフライに行くなら、それはそれで決断を尊重してあげたい。

 

3  セレンディピティの大切さ

仕事のスキルやSTEAM教育とはちょっと違いますが、セレンディピティの概念についても伝えてあげました。

 

要はビュッフェだと、たまに偶然的な出会いがあります。ちょうど物色しているときに、揚げたての唐揚げが並んだり、シェフが作りたてのオムレツを提供したり。そのような偶然な出会いがあるので、物色する回数は刻んだ方が良いということ、またその偶然な出会いは大事にした方が良い、ということ。

 

人生においては、計画通りにいかないこともたくさんあります。就職やキャリアアップも、偶然性が大きいと言います。自分の人生において、うまくいかないことがあっても「人生は偶然性に左右されることも多い」という認識のもと弾力性を持って立ち直れる力を持って欲しいし、逆にやれるだけやったら、あとは偶然性に任せるといった姿勢でゆとりを持った人生を送って欲しいなと思っています。

 

4  「何をとるか」でなく「何を取らないか」

孟子は言いました。「為さざる有るなり、以って為す有るべし」と。ちょっと前に話題になったエッセンシャル思考といった本も似たようなことが書いてあった記憶がありますが、「何をやるかを考える前に、何をやらないかを考える」ことの大切さも伝えました。

 

特にクロワッサンとかヨーグルトとかついついとってしまいますが、今日は和食で攻めると決めたならば、パンや洋食的なものは取らないと決めてしまうのも一つの戦略です。同じように、腹が膨れる揚げ物は選ばない、カレーは一口だけにする、など「選ぶものより選ばないもの」から考える思考法についても教えました。

 

 

・・・といったことを子どもに伝えつつビュッフェしました。が、やはり一番大事なのは楽しんで食べること。最初にちょろっと持論を伝えたら、あとは皆でワイワイと食べました。

 

あと個人的にビュッフェで大事にしているコツは、丸いお皿の真ん中に小鉢やお椀を乗せ、その周りに料理を並べていくことです。これによって、料理がなかなか混ざらない。

 

以上、子どもとビュッフェに関するSTEAM教育?でした。